なぜSDGs に取り組まなければいけないのか

SDGsの重要性は、人間の環境保護や人権への配慮なしに利益を追求し続ける行動が、世界の持続可能性を脅かすからです。例えば、利益のために無計画に森林を伐採すると、環境は破壊され、生物多様性が失われ、自然の恵みが将来享受できなくなります。2019 年8 月にアマゾン熱帯雨林で起きた大規模な火災は、経済成長を優先するブラジル政府の政策が一因とされています。アマゾンの雨林は「地球の肺」として重要で、遠く離れた場所の出来事も地球全体に影響を及ぼすため、他人事ではありません。


「プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)」という概念は、人類が安全に活動できる地球環境の科学的な定義と定量化を示しており、地球は既にいくつかの点で限界に達しているとされています。経済成長に伴い恩恵を受けられずに生活する人々が増えると、社会が不安定化し、結果的に世界経済に悪影響を及ぼす可能性があります。


世界の裏側で起こることも、「地球の住人」として私たちにとって重要です。「自分たちさえよければいい」という考え方は、最終的には自らに悪影響をもたらします。SDGs は、私たち人類と地球を守るために達成すべき国際的な公約なのです。